山小屋・浄化槽電源システム

昨今の登山ブームもあり登山客が増え、同時に山小屋の利用客が増えております。
山小屋は山の中腹や頂上などにあり、一般的に使える電源は発電機のみと限られています。山小屋利用が増えるに伴い、特に問題なのはトイレです(下記、日本山岳会HPの記事を参照ください)。

当社では現地の標高、日照等を考慮し、必要な電源確保のための蓄電池容量、太陽電池容量の計算を行い、設置場所の制約条件も考慮して実現可能か否かの協議を含めて、独立電源システム構築のアドバイスをさせていただきます。

設置事例

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設置場所 塔ノ岳山頂(神奈川県)
引渡し 2021年7月
蓄電池 約94kWh
太陽電池 約11kW
主な用途 トイレ浄化槽、その他

簡単に蓄電池の交換ができない、標高1000mを超える山頂の僻地ということもあり、産業用据置型蓄電池を採用し、長寿命かつ、冬場の低温時にも考慮した大容量システムです。神奈川県の塔ノ岳山頂の山小屋にて設置させていただきました。標高が1500m近い山頂に設置するため、資材はヘリコプタで運搬しました。現場が通常と異なる僻地であるため、事前の調査に1年以上を費やしました。基礎工事から設置工事、配管及び配線工事に至るまで困難を極めましたが、お施主様と元請け様のご指導及び、経験豊富なプロの方々の芸術的なチームワークにより滞りなく設置させていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。他の山や山小屋においても新たな電源確保の必要性がありましたら是非ご相談をお待ちいたしておりま標高